カルティエラタン① St Etienne du Mont
パンテオンのすぐ横にある教会です。パリ市の守護聖人として知られる聖ジュヌヴィエーヴの祭られた教会です。どうしてSt-Etienne du Mont と山という単語が使われているのかというと、旧パリと呼ばれているカルティエラタンですが、どうしてセーヌ川を挟んだこちら側が栄えたのかと言う話にさかのぼります。ほぼ平らな現在のパリ。昔から地形はかわりません。それでもカルティエラタンは少し丘になっているのです。もしセーヌ川が氾濫しても、ここに住んでいれば洪水被害には遭わなくて済みました。この教会のある場所は丘の(ほんとうに低い)上に建っているのです。
内部に入ってみました。光が燦々と差し込みます。
天井を見上げてみましょう。上から下がっているものは長さが5mもあるそうです。
教会の中心部にある橋のような仕切り。Jube (ジュベ) といい、実際に仕切りとして使われていたそうです。
辞書によりますと、(教会堂の内陣を身廊から隔てる)内陣仕切り、内陣障壁;(上部にギャラリーのある)内陣桟敷[内陣高廊]。と記されています。
大きなパイプオルガンです!
Jubeの横にある裏側に通じる扉のあった場所。
昔の地図、壁画のようになって残っていました。
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